ワキガが急に発生する理由

10代後半になってから、あるいは大人になってから、急に自分の臭いを自覚した方は少なくありません。しかし、ワキガは体質的な問題ですので、急に発症する病気ではないのです。
生まれつきながらに体質であったものの、症状が出始めたのが思春期・大人になってからということです。

 

知らず知らずのうちに、ワキガの原因であるアポクリン腺が発達したり、活発になるため、急に発症したように感じるものですが、実のところは急な症状ではありません。
人目を気にする年ごろになることで意識も高まり、気付くことがあります。併せて、成長ホルモンなどの関係で臭いが急激に強くなることがあるのです。
ホルモンバランスが乱れることでアポクリン腺も活発になり、臭いが強くなると考えられています。女性の場合は大人になってから、生理前後にホルモンバランスが乱れて臭いが強くなる傾向にあります。

 

また、食事やストレスも関係します。
動物性の食品(肉類)ばかり食べるような食生活では臭いが強くなります。乳製品などの高脂肪の食品は摂る量に気を付けましょう。
それから、ストレスも関係します。。
過度なストレスは自律神経を乱すため汗の量が増える原因になります。ストレスはこまめに解消していきましょう。

 

このように、生活に気を付けるだけでも、だいぶ臭いの症状に違いが出てきます。アポクリン腺を刺激するような生活は避けて、なおかつケアを怠らないようにしましょう。